SLD skateboards

Winter Deck Collection

LIFE TOBACCO SERIES:

SLDのデザイナー、イトシンが生み出した「LIFE TOBACCO SERIES」は、一連の物語を描くスケートボードデッキとして、ファンの間で注目を集めています。このシリーズは、タバコを中心にした人生の風景を通して、さまざまな出会いと終わりを表現しています。

物語のスタートは、傘を持った謎に満ちた女性の姿から。彼女の周りに立ち上るタバコの煙は、未来への導きとなる象徴であり、彼女を通して物語の冒険は始まります。次に登場するTomohiro Uenoは、外見はクリーンでありながら、彼の目には独特な野心が隠されています。彼の右目からは、色とりどりの世界が垣間見えるようなデザインとなっており、次の出会いを予告しています。

物語の中盤、Itoshinとの出会いが描かれます。彼の姿は年老いたものとなっており、頭頂部から立ち上る煙は、時間とともに変わる彼の人生や考えを表現しています。7本の指や隠された力を持つ彼は、このシリーズの中でも特に印象的なキャラクターとなっています。

そして、シリーズのクライマックスとなるのが、死を迎えるシーン。頭蓋骨の中央に燃え盛るタバコは、過去の出来事や出会いを思い返す象徴であり、物語の終焉を示唆しています。

このLIFE TOBACCO SERIESは、一つ一つのデッキが織り成す連続したストーリーとして、独特の世界観を持つ作品となっています。それぞれのキャラクターやシーンが、人生の中の大切な瞬間や感情を反映しており、鑑賞者に深い感動や共感を呼び起こすことでしょう。

JAPAN SERIES:

SLDのデザイナー、イトシンが新たに手掛けた「JAPAN SERIES」は、日本の伝統とモダンを融合したスケートボードデッキのコレクションです。このシリーズでは、日本の風土、歴史、そして現代の文化が巧妙に表現されています。

シリーズの第一弾では、カラフルな背景をベースに、強烈な印象を放つ4つの大きなアニメの女性の目が特徴的。その中には、強くてセクシーな女性像と、独自のセンスが感じられる涙ほくろが配置されています。シンプルながらもインパクトのあるこのデザインは、イトシンのアイデアの豊かさを感じさせます。

2本目では、深い黒をベースに、幽玄な緑のグラフィックを使用。ここでは、昭和の時代を彷彿とさせる、二人の幽霊の女性が描かれています。実写に近いリアルなデザインと、魂のようなもやっとした表現が独特の雰囲気を醸し出しています。上部の女性は寂しげな眼差しで観る者に何かを訴えかけ、下部の女性はタバコをくゆらせながら落ち着いた様子で存在を示しています。

「JAPAN SERIES」は、過去と現代、リアルとファンタジーが交錯する独特の世界を表現しています。日本の美しさ、哀しみ、そして力強さを感じることができるシリーズとなっており、多くのスケートボード愛好者やアートファンからの支持を得ることでしょう。